離婚協議をスムーズにするコツ
裁判で離婚を認めてもらうには、民法に定められている離婚理由が必要となります。しかし、協議離婚の場合は、夫婦間での話し合いで決めるものですから、民法に定められている一定の離婚理由は必要ありません。
◆◆◆ 協議離婚をスムーズにするコツ ◆◆◆
話し合うべき点を明確にしておく
事前に、話し合うべき項目をピックアップして下さい。離婚するにあたり、お金や親権の問題など様々なことについて話し合いが必要になります。それらを明確にして順番に話していかなければ、話の矛先が定まらず、感情が先走り冷静な話し合いになりません。
お金の問題は話しにくいかも知れませんが、離婚したあと先立つモノがなければ、たちまち生活が困窮することになりますので、財産分与・慰謝料・養育費などの支払いに関して、何をどれくらい相手に要求するのか決めておいて下さい。何も決めずに話し合いに望み、話し合いの場で「どれくらい要求しようか…」などと考え込んでしまっては、話し合いが長引き双方が疲れてしまいます。
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弁護士に相談する
離婚経験がない場合、何をどうすれば良いのか見当が付かないということが少なくありません。例えば、「何が問題点となるのか」「裁判による離婚になる可能性があるのか」「裁判する前に用意すべきモノは何か」など、分からないことが少なくないハズです。そのような場合、事前に弁護士に相談しておき、助言を得ておいた方が良いのは言うまでもありません。
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冷静になるよう努める
自分の主張を通したいと考えるのは当然ですが、一度は夫婦となった相手ですから、相手のことを尊重した上で冷静に話し合うようにして下さい。感情が先に立つと、冷静になれず互いに一方的な話を続けてしまい、折り合いが付けられなくなります。様々な問題点を話し合って合意に至らなければならないため、双方の労力はかなりのモノとなります。不信感を持ってしまった相手を尊重しようとするだけでも、かなりの心労になるかと思われます。しかし、だからこそ冷静になり、合意へと一歩ずつ進んでいく覚悟を決めて下さい。
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合意書を作成する
口約束だけでは、あとで「そんなことを言った覚えはない」などと言われてしまう可能性があります。全ての点で折り合いが付けば、それを合意書に明記し、あとで問題が発生しないようにして下さい。なお、ひとつひとつの問題点がで折り合いが付くたびに書面にしておけば、最後にまとめて書くよりも楽に合意書を作成できます。
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第三者の協力を得る
互いに主張が噛み合わず、感情的になり話し合いが進まない場合があります。そのような場合、双方が信頼できる第三者を間に立てて、話を取り次いでもらうという方法もあります。
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